100日後に会社を辞めるために

大手人材紹介会社で働く私が人材紹介会社の仕事について、人材紹介会社に登録すべき人・転職に困っている人に対してご助言申し上げます。

転職回数が多くても諦めてはいけない/CAがあなたの面談を抜けて10分間やってる作業について

まさに「うわっ…私の年収、低すぎ…?」よろしく、「うわっ...私の職歴、多すぎ...?」パターンの人がたまにいらっしゃることがあります。

転職回数が多い=ジョブホッパーとよばれ、嫌なことがあれば逃げる、定着に問題がある、 人間関係が得意ではない等ひどいことを言われる傾向にあるだろう。

言われても気にしてはいけない。
きにするな。むしろ誇れ。

 

そもそも転職回数が少ない=定着率◎、がまん強さ◎
と一般的に呼ばれるわけだがお前そんながまん強さが評価される会社にいきたいのかね?くそみたいな人間と一緒にやるお仕事が嫌いであれば、その会社でやることがないのであればとっととその会社を見放して次のステップにいくべきではないのかね?
正直人材紹介会社を使って転職をしようとしているのはどうかと思います、が、、、、、

CAのほとんどは、求職者と面談中10分ほど席を外すことがあるだろう。
それはあなたという人間を社内のRA=営業に売っている。


「28歳大卒女子です。2社経験で1社目はIT営業1年、2社目は人材紹介会社で営業2年。もう営業はやりたくないそうです。次はバックオフィスにいきたいそうですが、何かありますか?」

こうすると弊社レベルだと非常に売れる人材なので(私のことで恐縮だが)、多くのRAが求人票を印刷してくれる。そして10分弱の時間で印刷した求人票の中でも、「決めてくれそうな案件」を出してくれた「RA」の人の案件だけ持っていく。


無能な営業マンの案件に乗っかる必要はあるかね?
ということだ。


だから、あなたが大卒2社経験20代〜30前半までであれば、本来であれば30社(30ポジション)以上あなたは受けれるはずだが、CAの勝手な営業マインドによって選択肢を削がれている。
おそらく、30社もっていく無能もいるだろうが(もしくは日系大手であればやるだろう。)弊社は数打つ戦略ではないので、30社丸々持っていくようなことはしない。30枚(社/ポジション)もらった求人票の中から、これ決まるだろうっていうものだけを厳選して10社ほどもっていく。
1社目にだすのは、求職者の性格・志向性にもよりますが大抵1.誰もが知ってる有名どころ(業界有名どころ)2.その人の志向性にあったものを出します。大抵そうすると求職者たちははい!受けます!というか、もしくはHPみてから考えます!などというのであとは自動的に私の勝ちになるのである。そいつの書類が落ちたり落ちなかったり、受かったり受からなかったりというのを見ながら自分の進捗の管理をします。内定もらいました!受けますよね?いきますよね?きっとそこの会社で活躍しているあなた、かっこいいんだろうなー★っていうまでがCAのお仕事なのです。

 

その一方、CAが「40代、5社経験です」といった瞬間に誰も聞かなくなる。
そのためご紹介できる案件は全てCAが自分で見つける必要があるため、4−5社あればかなりラッキーというレベルになってしまいます。


なぜなら、40代シニア層をやるのは相当なハイリスクになるからである。
人手不足!人手不足!と多くの企業様がいう割に、40・50代の方が売れない現実。(=内定とれない現実)奴らは若くて頭がよくて仕込めばなんとかなりそうな若者がほしいのである。つまり兵隊さんがほしいわけだ。その一方、40代はドンピシャじゃないといらないからである。
ちょろっとこーいうことしてました!だといらないのである。
ただその一方、ドンピシャだった時のハイリターンっぷりは半端ではない。
そんなわけで、あなたがどんなにいい大学(例えば東大卒業後日系大手金融機関にいましたなど)を卒業し、いい会社にいて年収1000万円超えました!次はコンサルティング業界に行きたいです!希望年収は1100万円です!といったところで、そんなオファーがでることはない。まじでその道にいきたいのであれば人材紹介会社になんか登録しないで知人の紹介で入社するなり、自己応募で入社することを勧める。

正直40代以上の方はエージェントを使うよりもリファーラルと呼ばれる知人紹介での入社や自己応募、求人媒体経由の方がよっぽど入社しやすいので、ずっと同じ業界にいて次も同じ業界でステップアップをしたい/日系→外資/外資→日系にいきたい場合ならそのようにすることをおすすめします。。。。
ほんと人材紹介会社を使ってくださっても構わないのですが、あなたが思う第一志望に入れる可能性は非常に低いです。。。どちらかというと「人に言われた」第一志望に入ってしまう可能性の方がよっぽど高いので、自分の人生の舵は自分で切ってください。